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ハワイ生活 (バスガイド)

【バスガイド編】


ハワイはCAと比べるとのんびりしていて
一体今日が何日だか何曜日だか全く忘れ
てしまう事がある。

それだけハワイは暖かくて
平和で流れるように一日が過ぎていく。

日本からハワイへ来たきっかけは留学。
あの頃の私の将来の夢は子どもたちの
英会話の先生になること。

はじめは半年で帰国するつもりだった。

滞在費用も半年分しか用意をせず、
仕事も半年分の休暇をとってきた。

色々な事情が重なり結局今に至ってしまいましたが。
(事情はその後のお話に出てきます。)

留学したばかりの私は、
学校で気のあったSちゃん(日本人女子)と
アパートをシェアし、
共同生活を始めました。

半年が過ぎてしまうと、
お金は尽き、高い学費と生活費を
稼ぐ為に働かざるを得なくなった。

その頃のアメリカでは外国人学生のアルバイトが
許されていました。
確か週20時間以内の労働だったかな。

今思うと本当にラッキーでした。
働く事が出来なれば私か確実に帰国していたから。

そうなれば
今のだんなとの未来もそこで消えてました。

Sちゃんと一緒に見つけたのはバスガイドの仕事。

早朝から仕事をしてお昼過ぎには家に帰れる。
それから学校にも行けるので
こんなにいいバイトはないと思った。

それに思ったよりも稼ぎが良く、
実にやりがいのある楽しい仕事だったのです。
その結果2年も続けてしまいました。

忙しい時は月に日本円で20万ほどの収入があった。
これは学生にとっては非常に大きい収入。


しかしこの仕事、とにかく朝が早い。
ワイキキからまだ外が暗いうちにバスに乗り、
足首まであるムームーを着て、
一時間近く市バスに乗って空港へ向かう。

飛行機から降りると髪の長い日系人のお姉さん達が
笑顔で花を首にかけてくれた事を覚えていませんか?

アロ~ハ!ウェルカム・トウ・ハワイ!!
それが私の仕事だったのです。(つづく)


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